扁桃炎と中耳炎:原因・症状・治療法
扁桃炎(トゥンシリティス)
扁桃炎は急性または慢性のいずれかで、ウイルスまたは細菌が原因です。喉の痛みや発熱が主な症状です。細菌性の場合、特に連鎖球菌性咽頭炎は、適切に治療しないと心臓弁や腎臓に障害をもたらすことがあります。
扁桃とアデノイドの肥大
扁桃やアデノイドが肥大すると、気道が狭くなり、いびきや睡眠時無呼吸、睡眠の質低下を引き起こします。また、肥大したアデノイドは鼻声の原因にもなります。
中耳炎との関係
扁桃炎や扁桃・アデノイドの肥大は、耳管(ユースタキオ管)を閉塞させやすくし、結果として中耳に液体がたまりやすくなります。そのため、慢性的な中耳炎を併発することがあります。
治療法
細菌性の感染であれば抗生物質が有効です。ウイルス性の場合は、水分補給と解熱剤で対症療法を行います。症状が軽度の場合は安静と十分な水分摂取が推奨されます。
外科的介入
感染が繰り返し起こる、または慢性化した場合は、扁桃摘出術(トンシレクトミー)やアデノイド除去術(アデノイド切除)が検討されます。中耳炎が頻発する場合は、耳管にチューブを挿入するミリンゴトミー(鼓膜切開術)を行い、液体の排出を促します。
まとめ
扁桃炎やアデノイド肥大は、喉や耳の健康に大きく影響します。症状が続く場合は早めに耳鼻咽喉科を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
