正常な尿酸レベルとは?

尿酸は、ワインやビール、乾燥豆、アンチョビ、レバー、サバなどに含まれるプリン体が分解されてできる化学物質です。血液中に溶けた状態で尿として排泄されます。医師は、痛風や腎臓病、尿路結石の診断・経過観察、あるいは特定の化学療法中・後のモニタリングのために尿酸値を測定します。

検査方法

  • 血液検査:腕や手の静脈から採血します。検査前は最低4時間は食事や飲料を控えるよう指示がある場合があります。
  • 尿検査:24時間尿をすべて採取し、尿中の尿酸濃度を測定します。採取したサンプルは検査定機関へ送られます。

正常範囲

  • 血中尿酸:1デシリットルあたり3〜7 mg(MedlinePlus)
  • 尿中尿酸:24時間で250〜750 mg

正常値は検査機関により若干異なるため、最終的な判定は担当医が行います。

薬剤との相互作用

  • 尿酸を上昇させる可能性のある薬:ビタミンC(アスコルビン酸)、アルコール、カフェイン、アスピリン、シスプラチン、利尿剤、ジアゾキシド、エピネフリン、レボドパ、エタンブトール、メチルドパ、ナイアシン、テオフィリン、フェノチアジン系薬剤など。
  • 尿酸を低下させる可能性のある薬:アザチオプリン、アロプリノール、クロフィベート、コルチコステロイド、グルコース、エストロゲン、マンニトール、グアイフェネシン、プロベネシド、ワルファリンなど。

検査前に服用中の薬がある場合は、医師に相談して中止や調整が必要か確認してください。

尿酸が高い場合(高尿酸血症)

  • 血中尿酸上昇は、アルコール依存、酸性血症、痛風、糖尿病、鉛中毒、副甲状腺機能低下症、腎結石、白血病、腎不全、真性多血症、妊娠中毒症、過度な運動、化学療法の副作用、プリン体の多い食事などが原因となります。
  • 尿中尿酸上昇加は、がんの進行、プリン体過多食、骨髄・白血球疾患、痛風、レッシュ・ニーハン症候群、横紋筋融解症、ファンコニ症候群(腎尿細管障害)などが考えられます。

尿酸が低い場合

  • 血中尿酸低下は、ファンコニ症候群、ウィルソン病、低プリン体食、抗利尿ホルモン過剰症(SIADH)などが原因です。
  • 尿中尿酸低下は、アルコール依存、鉛中毒、慢性糸球体腎炎などの腎疾患と関連します。

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