大腸炎に効くアルカリ性食事法とは
大腸炎は大腸の炎症が原因で、膨満感や下痢、過剰なガスなどの不快な症状が現れます。症状を和らげるために、体内の酸性度を下げるアルカリ性食事を取り入れると効果が期待できます。
大腸炎とは
大腸炎は慢性の感染、腸への血流不足、放射線治療、体内の過剰な酸性環境など、さまざまな要因で引き起こされます。治療の基本は原因に対処しつつ、薬で症状をコントロールすることです。
アルカリ性食事法の考え方
ニューヨークの代替医療医、アンソニー・サルザルーロ博士は、大腸炎の改善に「酸性食事」ではなく、むしろ体内の酸性を減らすアルカリ性食事を推奨しています。体は本来アルカリ性に近いpHを保っており、アルカリ性の食品を多く摂ることでバランスが整い、健康が促進されます。
アルカリ性食事の実践ルール
サルザルーロ博士によれば、最も酸性度が高い食品は以下の通りです。
- 砂糖・甘味料
- 加工食品(いわゆる「ジャンクフード」)
- 白い小麦粉製品
- カフェイン(コーヒー、紅茶、エナジードリンク)
- アルコール
これらは食事から完全に除外し、代わりに以下のようなアルカリ性食品を中心に摂取します。
- 新鮮な果物(例:リンゴ、ベリー類、柑橘類)
- 野菜全般(特に葉物野菜やブロッコリー)
- ナッツや種子類(過度の塩分は除く)
理想的には、食事の半分以上をアルカリ性食品で構成することが推奨されます。
期待できる効果
アルカリ性食事に切り替えることで、以下のような効果が期待できます。
- 大腸炎の症状緩和(腹部膨満感・下痢の頻度低減)
- 慢性疲労や頭痛・偏頭痛の軽減
- 風邪やインフルエンザなど感染症への抵抗力向上
- 野菜・果物の摂取増加に伴う体重減少
具体的な食品例とPRALスコア
PRAL(潜在的残留アルカリ性)スコアは食品の酸性・アルカリ性を数値化した指標です。負の値が高いほどアルカリ性が強く、正の値が大きいほど酸性です。
- レーズン:‑21(非常にアルカリ性)
- ほうれん草:‑14(高いアルカリ性)
- パルメザンチーズ:+34.2(強い酸性)
- 加工チーズ:+28.7(酸性)
- 卵黄:+23.4(酸性)
これらの数値を参考に、日常の食事で酸性食品を控え、アルカリ性食品を積極的に取り入れると良いでしょう。
まとめ
大腸炎の症状緩和には、体内の酸性度を下げるアルカリ性食事が有効です。砂糖や加工食品、白い小麦粉製品、カフェイン、アルコールを避け、果物や野菜を中心にしたバランスの取れた食事を心がけましょう。PRALスコアを活用すれば、具体的にどの食品がアルカリ性かを把握しやすくなります。
