APS(抗リン脂質抗体症候群)とは?
概要
APS(抗リン脂質抗体症候群)は、自己免疫疾患の一つで、体内で細胞膜や血液中の正常成分に対する抗体が産生されます。
事実
- 人口の1%~5%が罹患すると推定される。
- 大静脈の血栓の15%~20%はAPSが原因。
- 若年層の脳卒中の約3分の1はAPSによる。
- 患者の75%~90%は女性。
特徴
- 静脈・動脈の血栓、肺塞栓のリスクが高まる。
- 女性は流産のリスクが増加する。
留意点
- 容易にあざができやすく、軽い切り傷でも出血が長引くことがある。
- 抗凝固薬を使用中は出血が重篤化しやすい。
治療法
- 根本的な治癒法は現時点でない。
- 血栓既往者には抗凝固療法が主に用いられ、再発防止に効果がある。
警告
- 血栓が心筋梗塞、脳卒中など重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、症状が出たら直ちに医療機関を受診すること。
