大腸炎(潰瘍性大腸炎)に適した食事法
大腸炎は直腸や結腸に炎症や潰瘍ができる炎症性腸疾患です。下痢、血便、腹痛や痙攣、直腸からの出血などが主な症状です。年齢は問わず発症しますが、15〜30歳での診断が最も多いです。正確な原因は不明ですが、腸内細菌に対する免疫反応の異常が関与していると考えられています。食事を見直すことで症状が軽減する患者さんもいます。
バラエティに富んだ食事
特定の食材が大腸炎を直接引き起こすというエビデンスはありませんが、栄養バランスの取れた食事は症状緩和に役立ちます。全粒穀物、脂肪の少ない肉、そして野菜や果物など、さまざまな食品群を取り入れましょう。また、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取は控え、オリーブオイルや魚油などの健康的な脂質を選びましょう。
食物繊維
高繊維の生野菜や果物は、下痢や腹部ガスを悪化させることがあります。症状が出やすい場合は、野菜や果物を蒸す、茹でる、焼くなど加熱調理してから摂取すると負担が軽くなります。
乳製品
乳糖不耐症の方や、下痢がひどい時は乳製品を控えると症状が改善することがあります。乳製品を完全に除去するか、ヨーグルトや発酵乳製品のように乳糖が分解されているものを選ぶと良いでしょう。
症状を悪化させる食品
個人差はありますが、カフェイン飲料、アルコール、炭酸飲料、豆類、キャベツ、ブロッコリー、ポップコーンなどは症状を刺激しやすいと報告されています。これらはできるだけ避けるか、摂取量を極力減らすことをおすすめします。
