肝硬変とは何ですか?
症状
- 初期段階では症状がほとんどないことが多い。
- 病状が進行すると、吐き気、嘔吐、体重減少、かゆみ、倦怠感、食欲不振、筋力低下などが現れる。
- 腹部膨満感、腹痛、容易にあざができるなども見られる。
原因
- 主な原因はC型肝炎ウイルス感染と過度のアルコール摂取。
- 女性で1日3〜4杯、男性で1日4〜5杯以上の飲酒を長年続けるとリスクが高まる。
- 非アルコール性脂肪性肝疾患(肥満、糖尿病、冠動脈疾患と関連)も肝硬変を引き起こす。
診断
- 血液検査で血算や肝機能を評価し、原因を特定する。
- CTやMRIで肝臓の損傷範囲を画像診断する。
- 肝生検で組織サンプルを採取し、線維化の程度を確認する。
治療
- 早期発見時はさらなる肝障害を防ぐことが中心。
- アルコールが原因の場合は断酒が必須。AAグループなど支援を活用。
- 肝炎治療薬で肝細胞の損傷を抑制。薬剤は肝炎の種類に応じて選択。
合併症への対処
- 脚や腹部に体液がたまる(腹水・浮腫)場合は、低塩食と利尿剤で管理。
- 上部胃静脈圧亢進による出血リスクには、血圧降下薬で圧力をコントロール。
手術・移植
- 進行した肝硬変では肝移植が唯一の根本的治療となることがある。
- 適合ドナーが見つかるまで待機リストに登録され、数ヶ月から数年かかることも。
- 手術後は定期的な医師・外科医のフォローアップが不可欠。
