下腹部の痛みの原因と対処法
下腹部の痛み(骨盤痛や下腹部痛)は、泌尿器系、腸管、女性の生殖器などさまざまな要因で起こります。原因によっては緊急の治療が必要なものもあれば、比較的軽度で自宅で対処できるものもあります。
腎臓結石
腎臓結石は下腹部に痛みを引き起こす代表的な原因です。結石が尿路を通過する際、背中の片側に鋭い痛みが走り、次第に下腹部へと広がります。結石は尿中の結晶が適切に排除されず、硬い塊となって形成されます。
感染症(尿路感染)
尿路感染は腎臓や膀胱に細菌が侵入し増殖することで起こります。腎臓が感染すると背中の片側に痛みが生じ、下腹部へと移ります。膀胱が感染した場合は、へそ付近の下腹部に痛みが局所的に現れます。
便秘・下痢
便秘や下痢も下腹部の痛みを引き起こします。症状は波状に現れ、痛みの強さは人によって異なります。下痢は水様便や緩い便が続く状態、便秘は排便がほとんどない状態を指します。
過敏性腸症候群(IBS)
過敏性腸症候群は腸の機能異常により、便秘・下痢・痙攣・膨満感・下腹部痛が交互に現れる慢性的な疾患です。症状はつらいものの、永久的な腸の損傷を伴うことはありません。
子宮内膜症
子宮内膜症は女性の生殖器に影響し、子宮の内膜組織が子宮外に増殖することで起こります。卵巣や卵管、さらには下腹部の他の臓器にまで広がり、下腹部痛を引き起こすことがあります。
