エフェクサー(ベンラファキシン)について

概要

エフェクサーはベンラファキシンという有効成分を含む、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(SNRI)です。米国ではうつ病治療薬として6番目に多く処方されており、製造はワイエス社が行っています。

効果と比較

臨床試験では、エフェクサーは三環系抗うつ薬のアミトリプチリンと同等の抗うつ効果を示しつつ、耐容性がやや優れているとされています。ただし、近年の新しい抗うつ薬(例:レクサプロ)に比べると効果は劣り、副作用が出やすい点が指摘されています。

他の用途

うつ病以外にも、以下の症状に対して処方されることがあります。

  • 片頭痛の予防
  • 閉経期女性のホットフラッシュ(ほてり)緩和
  • 糖尿病性神経障害の疼痛緩和

副作用

エフェクサーの主な副作用には、吐き気、頭痛、不眠、性機能障害、めまい、発汗があります。高用量での服用では記憶障害が報告されることもあります。

リスク要因

エフェクサー使用者は緑内障の発症リスクが高まります。また、統計上は自殺リスクが1.6%上昇するとされています。妊娠中の安全性に関する十分なデータはまだありません。

中止時の注意

依存性の生物学的証拠はありませんが、急に服用を中止すると離脱症状が現れることがあります。特に高用量で使用していた場合、減薬や中止は医師の指導のもと段階的に行うことが推奨されます。

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