クエン酸カリウム(カリウムクエン酸塩)とは?

特徴

カリウムクエン酸塩は経口投与されると速やかに体内に吸収され、炭酸塩として尿中に排泄されます。利尿作用により排尿が促進され、尿中の過剰な酸が減少するため、痛みや頻尿といった不快症状が緩和されます。また、アルカリ化剤として尿のpH を上げ、酸性を中和します。

機能

腎臓は尿を通じて酸とアルカリを排出し、体内の酸塩基バランスを維持します。ナトリウムや酸が過剰に蓄積すると尿は酸性になりやすくなりますが、クエン酸カリウムはこれを調整します。

効果

クエン酸カリウムは尿酸の排泄を助け、結晶尿や腎結石、腎尿細管性アシドーシス、痛風などの酸性に起因する疾患の予防・治療に有効です。

投与形態・用法

錠剤として提供され、患者の状態や疾患に応じて1日3〜4回、十分な水とともに服用します。投与中は血液検査や心電図で血中カリウム濃度を確認し、適切な用量と期間を調整します。

禁忌・注意点

心疾患、糖尿病、高血圧、腎臓病、慢性下痢、腸閉塞などの既往歴がある方は使用を控えることがあります。また、他の市販薬や処方薬との相互作用があるため、服用前に医師へ既往歴・服用中の薬を必ず伝えてください。

副作用・警告

主な副作用は下痢、吐き気、胃部不快感、嘔吐、手足のしびれなどです。激しい嘔吐、意識障害、不整脈、口のしびれ、筋力低下、激しい腹痛、呼吸困難や嚥下困難が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

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