狼男症候群(過毛症)の説明ガイド
概要
過毛症(Hypertrichosis)は、俗に「狼男症候群」と呼ばれる、全身に過剰で望まれない体毛が生える疾患です。手のひらと足の裏を除くほぼ全ての皮膚に毛が生えます。先天的に生まれつく場合と、後天的に発症する場合があります。
説明手順
過毛症は遺伝性の疾患で、遺伝や自然突然変異により発症します。
非常に稀な疾患で、世界人口約3億4千万人に1人の割合です。
特定の薬剤や疾患が原因で二次的に毛が増えることがあります。代表的な薬剤はジアゾキシド、経口フェニトイン、シクロスポリン、ミノキシジルです。また、がんや栄養失調(例:拒食症)も過剰な毛の増加と関連します。
根治療法はなく、対策は主に美容的です。毛を漂白したり、ワックスで一時的に除去したり、電気脱毛やレーザーで毛根を破壊する方法があります。
過毛症の患者は歯の欠損や歯茎の過剰増殖を伴うことが多く、これが「狼男」や「狼男類」「猿人」などと呼ばれる理由の一つです。
