血液中の乳酸が過剰になる症状とは?
乳酸性アシドーシスとは
乳酸性アシドーシスは、血液中に乳酸が過剰に蓄積し、酸性に傾く状態です。乳酸は炭水化物をエネルギーに変換する際の副産物で、通常は肝臓や腎臓で除去されますが、何らかの原因で産生が増えるか、除去が追いつかないと血中濃度が上昇します。
主な症状
以下のような症状が現れることがあります。
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 腹痛
- 筋力低下・倦怠感
- 意識障害(混乱、痙攣、失神)
早急に医師の診察が必要なサイン
上記の症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください。乳酸性アシドーシスは放置すると重篤化する可能性があります。
乳酸性アシドーシスを引き起こす主な基礎疾患
- 糖尿病
- 腎不全
- 肝疾患
- 心不全
- 悪性腫瘍
- 敗血症
- 薬物過剰摂取
リスクがある薬剤例
- メトホルミン
- スタチン系薬剤
- イソニアジド
- ピラジナミド
- バルプロ酸
これらの薬を服用中の場合は、医師に乳酸性アシドーシスのリスクについて相談しましょう。
治療と対策
治療は原因疾患の除去と、点滴による水分・電解質補正が中心です。重症例では人工呼吸や血液透析が必要になることもあります。
