上腕二頭筋と上腕三頭筋の働きは?
上腕二頭筋(Biceps brachii)
上腕二頭筋は上腕前面にある二つの頭(長頭・短頭)を持つ筋肉です。肘関節の屈曲と前腕の回外(手のひらを上向きに回す)を担います。
構造
- 長頭:肩甲骨から起始。
- 短頭:上腕骨の前面から起始。
- 両頭とも橈骨に付着し、前腕を引き上げます。
機能
収縮すると前腕を上腕に引き寄せて肘を曲げ、同時に回外動作で手のひらを上に向けます。
上腕三頭筋(Triceps brachii)
上腕三頭筋は上腕後面に位置する三つの頭(長頭・内側頭・外側頭)を持つ筋肉で、主に肘関節の伸展と肩関節の安定化に関与します。
構造
- 長頭:肩甲骨から起始。
- 内側頭:上腕骨の後面から起始。
- 外側頭:肩甲骨と上腕骨の両方から起始。
- 三頭が合流し、尺骨の近位部に付着。
機能
収縮すると前腕を伸ばして肘を伸展させ、同時に肩関節を安定させて脱臼を防ぎます。
