心筋の主な機能とは?

心筋の概要

心筋(ミオカード)は心臓の壁を構成する特殊な筋組織で、心臓の収縮と拡張を司ります。心筋は高度に組織化された心筋細胞(心筋線維)から成り、細胞同士が緊密に結合してリズミカルに収縮し、血液を循環させます。

収縮と拡張のメカニズム

心筋の収縮は、洞房結節などのペースメーカー細胞が発する電気信号によって開始されます。この信号は心臓全体に伝わり、心筋細胞が同期して収縮(収縮期・シストール)し、血液を動脈へ押し出します。その後、拡張期(拡張期・ダイアストール)になると心室が再び血液で満たされます。

心筋が担う重要な役割

心筋の連続的なポンピングにより、酸素を含んだ血液が全身の組織や臓器へ供給され、同時に二酸化炭素を含む血液が肺へ戻されて再び酸素化されます。心筋機能が低下すると、酸素と栄養が不足し、臓器障害や最終的には多臓器不全に至ります。

筋肉の損傷(肉離れ) - 関連記事