頭部外傷が原因の発作について
頭部への外傷は脳とその電気信号に影響を与え、信号が一時的に遮断されることで発作が起こることがあります。
特徴
- 外傷後3か月以上経ってから発作が出るケースが多いですが、個人差や損傷の程度により発症までの期間は大きく変わります。衝撃直後に起こる「インパクト発作」もあります。
発症リスクの把握
- 銃弾や破片による脳損傷を受けた場合、1週間以内に発作を起こす確率は32%〜50%と報告されています。
留意点
- 意識消失、頭蓋骨の凹陷骨折、血腫などを伴う場合、てんかんや繰り返し発作を起こすリスクが高まります。
診断方法
- 身体診察に加えて、脳波検査(EEG)、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像)などで詳細な評価を行います。
発作のタイプ
- 外傷性発作は全般性(脳の両半球に広がる)と部分性(片側の特定領域に限定)のいずれかに分類されます。
治療方針
- 抗発作薬で発作を抑制しますが、脳内に破片や異物が残っている場合は外科的除去が必要になることがあります。
