骨粗鬆症の治療はいつから始めるべきか
骨粗鬆症の治療は、骨折が起きてから始めるケースが多いですが、骨密度検査で基準値以下と判明した時点で早期に開始できる場合もあります。以下に、治療が必要となるサインや推奨される対策をまとめました。
重要性
米国骨粗鬆症財団によると、50歳以上の成人は約4400万人が骨粗鬆症または骨密度低下(オステオペニア)と診断されています。
治療の必要性
オステオペニアや骨粗鬆症と診断されたら、治療が推奨されます。国際骨粗鬆症財団は、将来的に骨粗鬆症になるリスクが高いと判断された場合にも、早期治療を勧めています。
リスク要因
骨粗鬆症は女性に多く、特に閉経後の女性で発症率が上がります。体格が細い人、白人・アジア系の人、過去に複数回骨折した経験がある人はリスクが高いとされています(メリーランド大学医学センター)。
薬物療法
主な薬剤には、ビスフォスフォネート系(Fosamax、Boniva)、カルシトニン、ホルモン補充療法、ラロキシフェン(Evista)などがあります。
食事
メリーランド大学医学センターの推奨では、1日あたり最低1200 mgのカルシウムと、800〜1000 IUのビタミンDの摂取が必要です。
生活習慣
体重負荷のかかる運動は骨密度を高め、骨折予防に効果的です。ウォーキングやランニング、テニス、低衝撃エアロビクスなどが推奨されます。
