PMDD(月経前不快気分障害)の食事法
概要
月経前不快気分障害(PMDD)は、月経前症候群(PMS)の最も重い形です。激しい気分の変動、うつ、睡眠障害、食欲変化などが現れます。管理栄養士のデブラ・ホープ=リーディセル氏は、PMDDやPMSの症状を和らげることを目的に「サイクルダイエット」を考案しました。
サイクルダイエットの基本考え方
体に取り込む食べ物の代謝産物は、健康や気分に影響を与えるとされています。サイクルダイエットでは、月経周期を「卵胞期」と「黄体期」の2つの約2週間ずつのフェーズに分け、各フェーズに合わせた食事を取ることで、余分なホルモンの処理を助け、エストロゲンやプロゲステロンに起因する症状を軽減します。
卵胞期(フォリキュラーフェーズ)の食事
- 鶏肉や魚、季節のフルーツ、野菜、全粒穀物を中心としたバランスの良い食事。
- 全脂乳製品、揚げ物、アルコールなどの「ストレスフード」は控えめに。
- 赤身肉はアミノ酸が多く肝臓の解毒負担が増えるため、摂取を制限。
- マルチビタミン、フラックスシードまたは魚油サプリを1日1回、カルシウム300〜500 mg とビタミンD を併せて摂取。
黄体期(ルテアルフェーズ)の食事
- 果物と野菜の摂取量を増やし、肉類はできるだけ控える。
- 赤肉と乳製品は完全に除外。
- ナッツや大豆などの植物性たんぱく質で必要なタンパク質を補う。
- カフェイン、精製された炭水化物(白砂糖や白パン)を制限。
- 炭酸飲料やアスパルテームなどの人工甘味料を含む「ストレスフード」は全て排除。
