閉経前期の診断方法とチェックポイント
閉経前期(ペリメノポーズ)は、妊娠可能期間が終わりに近づく過程で、通常40歳前後から始まり、最後の月経から1年を含めて2〜8年続くことがあります。明確な診断テストはありませんが、以下の項目をチェックすることで、閉経前期に入っているかを判断できます。
月経歴の確認
月経周期の変化はエストロゲンの変動を反映します。周期が長くなったり短くなったり、排卵が起きない月経が現れることがあります。妊娠の可能性を除外するために妊娠検査を行うこともあります。
症状や体の変化の把握
次のような症状が見られる場合、閉経前期の可能性があります。
- ほてり(ホットフラッシュ)
- 睡眠リズムの乱れ
- 気分や性欲、コレステロール値の変動
- 膣や膀胱の不快感
- 乳房の圧痛
- 倦怠感
- 月経量が多く、持続が長くなる
- ホルモン低下による骨密度の低下
服用薬の確認
現在服用している薬が、上記症状と関連しているかを医師に伝えることが重要です。薬剤が原因であるかどうかを評価し、閉経前期かどうかの判断材料になります。
ホルモン値の測定
血液検査や尿検査でホルモン値を測定します。特に卵胞刺激ホルモン(FSH)とエストラジオールの測定が有用です。閉経前期になるとFSHが上昇する傾向がありますが、結果が異常でも必ずしも閉経前期とは限りません。
甲状腺機能のチェック
甲状腺刺激ホルモン(TSH)検査で甲状腺機能を評価します。甲状腺の異常が閉経前期と似た症状を引き起こすことがあるため、併せて検査することが推奨されます。TSHの結果も単独で閉経前期を決定するものではありません。
