長期的な副作用

エストロゲンの長期投与に伴う副作用は、すぐには現れず、数年にわたって服用した後に出現します。代表的なものは胆石で、胆嚢摘出手術が必要になることがあります。また、乳がんや子宮内膜がんなど特定のがんリスクが上昇することが報告されています。

出血・斑点

出血や斑点はエストロゲン服用者に比較的多く見られる副作用です。閉経前に使用すると、月経周期間の不正出血や月経量の増加が起こりやすくなります。場合によっては月経が停止し、薬を中止した後に回復することもあります。

性的欲求の変化

エストロゲンは体内のホルモンバランスを変えるため、性欲が低下することがありますが、逆に増加するケースも報告されています。性的欲求の変化に悩む場合は、専門医に相談し、必要に応じてホルモン調整や心理的サポートを受けることが重要です。

体の変化

皮膚に発疹や暗褐色の斑点が出ることがあります。特に顔周辺に色素沈着が見られることがあります。また、乳房が肥大し、圧痛を伴うこともあります。これらはアレルギー反応やホルモン変動によるものです。

血栓リスク

血栓は稀な副作用ですが、特に脚や肺に血栓ができるリスクがあります。喫煙者は血栓形成リスクが高まるため、医師からの注意喚起があります。症状としては、強い痙攣、粘液中の血液、足や胸部の原因不明の痛みなどがあります。