膣の感染症

閉経期の女性は酵母感染症(カンジダ症)が増えることがあります。膣内のカンジダ・アルビカンスが増殖すると菌のバランスが崩れ、かゆみや灼熱感を伴う感染症になります。市販の抗真菌薬や医師の処方薬で比較的簡単に治療できます。

情緒の変動

ホルモンの変化により、うつや不安、イライラといった情緒不安定が起こりやすくなります。特にエストロゲンが低下すると、エネルギー不足、体重変動、睡眠障害、最悪の場合は自殺念慮まで現れることがあります。症状が重い場合は専門医に相談し、必要に応じて抗うつ薬などの治療を検討しましょう。

ホットフラッシュ(熱感発作)

体温が急激に上昇し、発汗や不快感を伴うホットフラッシュは閉経の代表的な症状です。発作は数秒から数分続き、寒気を伴うこともあります。閉経の2年前から始まり、平均で約4年続くことが多いです。重ね着できる服装や冷房・扇風機の活用で対策します。

不眠症

ホルモンバランスの乱れにより、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めやすくなったりします。軽度の場合はカフェインの摂取制限や就寝前の入浴、リラックスできるルーティンを取り入れると改善します。症状が強いときは医師に相談し、睡眠導入薬の使用を検討します。

膣の乾燥

エストロゲンの減少により膣粘膜が薄くなり、乾燥や刺激感が出やすくなります。エストロゲン入りのクリームやジェル、あるいは長時間潤いを保つ潤滑剤の使用が有効です。香料や粉末の衛生用品は刺激になるため避けましょう。