むずむず脚症候群(RLS)に効果的な食事法
はじめに
むずむず脚症候群(Restless Leg Syndrome、RLS)は、脚を動かしたくなる衝動と、むずむず、かゆい、チクチクといった不快感を伴う神経系の疾患です。症状は主に横になるときに強くなり、脚を動かすと一時的に緩和されます。薬物療法もありますが、食事の工夫で症状の軽減が期待できます。
避けるべきもの
カフェインは症状を遅らせつつ、昼過ぎに悪化させる可能性があります。コーヒー、紅茶、緑茶、チョコレート、炭酸飲料などのカフェイン含有飲食は控えましょう。
アルコールは症状の強さと持続時間を延長することが報告されています。飲酒はできるだけ避けることが最善です。
ミネラルの補給
多くのRLS患者は鉄欠乏や貧血が見られます。鉄サプリ(1日10 mg)や、鉄分が豊富な食品(シリアル、豆類、ほうれん草、レバー、豆腐)を積極的に摂取しましょう。
マグネシウム不足も神経筋興奮を高め、RLSを悪化させます。マグネシウムサプリ(400〜1000 mg)や、ナッツ、エンドウ豆、バナナ、アボカド、全粒穀物などを食事に取り入れましょう。
必須脂肪酸とビタミンE
必須脂肪酸はカルシウムと酸素の筋肉への供給を助けます。ビタミンE2(2〜3 g)やカルシウム乳酸塩(600 mg)をサプリで補うと血行改善が期待できます。
ビタミンEはヘーゼルナッツ、アーモンド、ポップコーン、麦胚芽に多く含まれます。カルシウムは乳製品や大豆製品で摂取できます。
葉酸とビタミンB12
循環障害が原因と診断された場合、葉酸とビタミンB12の補給が有効です。葉酸は1日5〜50 mg、食品では卵、レンズ豆、さつまいも、キャベツ、オレンジが豊富です。B12は肉類や魚介類に含まれます。
