RA患者の赤く腫れた関節の治療法は?
薬物療法
赤く腫れた関節の一次治療は薬物です。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やステロイド、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)などを組み合わせて症状をコントロールします。
- NSAIDs(例:イブプロフェン、ナプロキセンナトリウム)― 軽度~中等度の痛みを短期間で緩和します。
- 処方用NSAIDs― 用量が高く、長期使用にも適しています。
- ステロイド― 炎症と痛みを速やかに抑えますが、副作用のリスクがあるため増悪期の短期使用が推奨されます。
- 疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)― 病勢の進行を抑え関節破壊を防止します。効果が現れるまで数か月かかることがあります。
- 生物学的製剤(TNFα阻害薬、アナキンラ、アバタセプト、リツキシマブ)― 炎症を根本的に抑え、赤く腫れた関節の改善に寄与します。
外科的治療
薬物療法だけでは十分に効果が得られない場合、手術が選択肢となります。関節全置換術、腱修復術、滑膜切除術などがあり、痛みの軽減や変形の矯正が期待できます。
セルフケア
日常生活でできる対策も重要です。
- 関節が痛んでいないときに適度な運動を行い、筋力を維持します。
- 温熱療法(温湿布や温浴)― 短時間の加温で血行を促進し、痛みを和らげます。
- 冷却療法(冷却パック)― 炎症と筋痙攣を抑えて痛みを軽減します。
- 代替療法― 食事療法、ヨガ、鍼治療などが症状緩和に役立つことがあります。実施前に必ず担当医と相談してください。
