関節リウマチにおすすめの食品と食事法
はじめに
関節リウマチは自己免疫疾患で、体が自分の組織を攻撃し、炎症や関節の腫れ、疲労、痛み、可動域の制限を引き起こします。特定の「公式」ダイエットはありませんが、医師は炎症を悪化させる食品と緩和する食品があると指摘しています。
脂質の選び方
食事に含まれる脂質は種類によって体への影響が異なります。関節リウマチは炎症性疾患なので、脂質の種類に注意が必要です。
オメガ3脂肪酸
オメガ3は炎症を抑える働きがあり、症状緩和に役立ちます。週に2~3回、サーモン、ニシン、マグロ、サバ、イワシなどの青魚を摂取しましょう。魚を食べない場合は、亜麻仁油大さじ1を毎日、またはクルミ、大豆、豆腐などを定期的に取り入れます。調理油はカノラ油やオリーブオイルがおすすめです。
飽和脂肪酸・オメガ6脂肪酸の制限
飽和脂肪酸とオメガ6は炎症を促進するプロスタグランジンを活性化します。オメガ6はリノール酸を含む植物油(ひまわり油、コーン油、大豆油、小麦胚芽油、ゴマ油)に多く含まれます。完全に排除する必要はありませんが、摂取頻度を減らし、オメガ3の比率を上げることが重要です。飽和脂肪酸は肉類や動物性食品、また「部分水素添加」や「水素添加」油に含まれます。肉にはアラキドン酸も含まれ、体内で炎症性物質に変わります。
除去食(エリミネーションダイエット)
アレルギーと自己免疫疾患は関係が深いとされています。多くの医師は、一般的なアレルゲンを一つずつ除去し、2か月ごとに再導入する除去食を推奨します。食事日誌をつけながら、以下の食品群を順に除去し、症状の変化を観察してください。
- 乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト等)
- 精製された砂糖(果物の自然な糖分は除く)
- 柑橘類
- ナス科野菜(トマト、ピーマン、ナス、ジャガイモ、パプリカ、チリなど)
その他の食事アドバイス
- 白いパン、パスタ、精製小麦粉は避け、できるだけ全粒穀物や新鮮な食材を選びましょう。
- ブラックカラント(黒すぐり)は抗炎症成分が豊富です。積極的に取り入れると効果が期待できます。
- マルチビタミンで不足しがちな栄養素を補うのも有効です。
