股関節ラブラム損傷の症状と治療

股関節ラブラム損傷とは

股関節のソケット内にある軟骨(ラブラム)が損傷すると、いわゆる「股関節ラブラム損傷」と呼ばれます。多くはサッカー、フットボール、野球、ゴルフなどのスポーツで、股関節を繰り返しねじる動作が原因です。


主な症状

症状が出ない(無症候性)

損傷直後は痛みや違和感が全くなく、気付かないことが多いです。症状が出るまでに時間がかかり、裂け目が拡大すると初めて違和感が現れます。


痛み

最も一般的な症状は痛みです。股関節部に鈍い不快感から鋭い痛みまで、程度はさまざまです。痛みは股関節から鼠径部に広がることもあり、安静にしても残ることがあります。


ロック感・引っ掛かり感

動作中に股関節が突然ロックしたり、引っ掛かったりして脚が思うように動かなくなることがあります。可動域が制限され、痛みを伴うことが多いです。


こわばり

活動の有無に関わらず、関節が硬く感じることがあります。損傷部位に血流が増え炎症が起きるため、組織が腫れこわばります。


治療法

症状の程度に応じて治療が決まります。軽度の場合は、イブプロフェンやナプロキセンなどの市販鎮痛剤で痛みと炎症を抑えます。理学療法で股関節の柔軟性と筋力を高め、原因となる動作を修正することも重要です。重度の場合は、外科的に損傷組織を修復する手術が検討されます。

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