CPAPマシンの効果と使用上の注意点

概要

睡眠時無呼吸は、気道が閉塞し呼吸が一時的に止まる状態です。体は呼吸を再開させるために覚醒し、通常の睡眠サイクルが乱れます。CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)療法は、持続的に空気を鼻や喉に送り込み、気道閉塞を防ぐ装置です。

ポジティブな効果

CPAPマシンは約2.3kg(5ポンド)と軽量で、ベッドサイドのテーブルに置くことができます。マシン本体とマスクはチューブでつながれ、マスクを装着したまま一定の空気流が送られます。この空気流により、以下のような効果が期待できます。

  • 睡眠中に呼吸が止まる回数が激減し、連続した深い睡眠が取れる。
  • 十分な睡眠により、日中の覚醒度・集中力・記憶力が向上。
  • 気分が安定し、生産性が向上する。

マスクの選び方と注意点

マスクは顔に装着するため、フィット感が重要です。サイズが合わないと皮膚が刺激されたり、アレルギー反応で発疹が出ることがあります。鼻梁に圧がかかりすぎると跛(はん)や、逆にゆるすぎると空気漏れが起きます。最適なマスクを見つけるまで、複数のタイプを試す必要があります。

また、マスク装着に対して閉所恐怖症を感じる人もいます。米国睡眠無呼吸協会によれば、装着感の不快感から無意識にマスクを外すケースもあるため、毎晩正しく装着し続けることが治療効果を得る鍵です。

鼻・口のトラブル対策

CPAP使用者の多くが鼻づまり、鼻水、口や鼻の乾燥を訴えます。これは機械からの乾いた空気が原因です。対策として、加湿機能付きのマシンや加湿器を併用し、吸入空気に適度な湿度を保つことが有効です。

気圧設定と副作用

個人に合わせた気圧の調整が必要です。圧が高すぎると窒息感を覚えることがあります。米国国立心肺血液研究所は、"ランプ機能"(初期圧が低く、徐々に上がる)を備えた機種を推奨しています。この機能により、睡眠に入った後に徐々に圧が上がり、身体が自然に適応できます。

ただし、圧が高いと空気が胃に入りやすくなり、膨満感やげっぷが生じることがあります。

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