ブラジャーを付けて寝るのは本当に悪いのか?
研究結果の概要
現在のところ、寝ている間にブラジャーを着用することが健康に悪影響を与えるという科学的根拠はありません。
2014年にJAMA Internal Medicineに掲載された研究では、就寝時にブラジャーを着けていた女性は、着けていなかった女性に比べて乳がんリスクが低いという結果が報告されています。研究者は、ブラジャーが胸を支えることでたるみを防ぎ、乳房組織への負担が軽減される可能性があると推測しています。
一方、2015年にCancer Epidemiology, Biomarkers & Preventionに掲載された別の研究では、1日12時間以上ブラジャーを着用している女性は、12時間未満の女性に比べて乳がんリスクが高いと報告されました。ただし、この研究は年齢・体重・家族歴といった他のリスク要因を統制していないため、因果関係は不明です。
結論
寝ている間にブラジャーを着けることが「悪い」と断言できる証拠はなく、逆に「良い」と言える証拠もありません。快適に感じるのであれば続けても問題ありませんし、逆に不快であれば外しても構いません。
寝るときにブラジャーを選ぶ際のポイント
- 胸のサイズ:大きめの胸の場合、ブラジャーがサポートとなり痛みが和らぐことがあります。
- 寝姿勢:うつ伏せで寝る人はブラジャーが窮屈に感じることがあります。
- 個人の好み:快適さは人それぞれです。ブラジャーを付けて寝くる方が楽だという人もいれば、何も着けない方が好きという人もいます。
医師への相談
寝ている間のブラジャー着用が健康に与える影響が気になる場合は、医師に相談しましょう。リスクとベネフィットを踏まえて、最適な選択ができるようサポートしてくれます。
