股関節屈筋の包帯法

概要

股関節の屈曲は大腰筋、腸腰筋、そして大腿直筋の3つの筋肉が主に担います。これらの筋が引っ張られると、歩行やスポーツ時に痛みが生じます。適切に包帯で圧迫すれば、回復を早めることができます。

必要なもの

  • 6インチ幅のACE包帯
  • 運動用テーピング(任意)

手順

  1. 患者さんに正面を向いて立ってもらい、足をやや外旋させます。負傷側を確認し、痛みが強くて体重がかけられない場合は、負傷側のかかとを本やブロックの上に乗せて少し持ち上げます。

  2. 包帯の端を太ももの前面、ウエストから約10cm下に置き、固定します。横方向に包帯を巻き、背面へ回し、再び前面に戻すように一周させます。この巻き方を繰り返し、端がずれないようにします。

  3. 包帯を負傷側の股関節へ向かって斜めに上げながら巻きます。外側から臀部上部を通り、反対側の腸骨の上を横切り、恥骨前面へ下げます。少し下向きに角度をつけ、負傷側の大腿部へ向かって交差させます。その後、太ももの内側を通り、再び外側へ戻します。

  4. 手順3を包帯がなくなるまで繰り返します。常に適度な張力を保ち、締めすぎず、ずれない程度に固定します。

  5. 最後に包帯の端を小さなテーピングで留めるか、既に巻いた部分に折り込んで固定します。

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