シンスプリント(脛骨内側ストレス症候群)の治療法は?
原因
シンスプリントは、長時間のランニングや坂道走行、頻繁なダンスなど、急激な運動量の増加や反復的な負荷が下腿の脛骨や周囲の筋肉・腱、骨膜に炎症を起こすことで生じます。
リスク要因
扁平足や足弓が硬い人は特にリスクが高く、ランナーやジョガー、軍事訓練を受ける人にも多く見られます。
治療法
シンスプリントの治療は主に非手術的アプローチが選ばれますが、症状が重く、非手術療法が効果を示さない場合は手術が検討されます。
非手術的治療
- 安静:痛みを引き起こす活動を数週間中止し、患部を休めます。
- 薬物療法:炎症を抑えるためにNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を使用します。
- 冷却:氷嚢や冷却パックで腫れを軽減します。
- 圧迫・ストレッチ:軽い圧迫や適切なストレッチ、理学療法で筋肉の柔軟性と強化を図ります。
- 段階的な復帰:症状が改善したら、徐々に運動量を増やし、必ずウォームアップとストレッチを行います。
手術的治療
手術は稀で、非手術療法が無効な場合に限られます。実際には、シンスプリントと診断された症例の多くは、ストレス骨折や腱炎、慢性運動性コンパートメント症候群など別の疾患が原因であることがあります。これらは画像診断(骨シンチグラムやMRI)で確認され、必要に応じて手術が行われます。
