靭帯修復に役立つビタミン
靭帯は骨をつなぐケーブル状の組織で、柔軟性はあるものの大きく伸びることはできません。そのため、急なねじれや転倒、重いものを持ち上げたときに特に膝周辺で損傷しやすく、裂傷や摩耗が起きると痛みや熱感、腫れが生じます。靭帯はコラーゲン繊維で構成されており、損傷時には何百万もの微細な裂け目が生じます。
研究によると、損傷後5〜7日がコラーゲン合成が最も活発になる「ピーク」期間です。この期間に適切な栄養素を補給することが修復を促進しますが、7日を過ぎると自然治癒力は急激に低下します。
ビタミンC
- ビタミンCは強力な抗炎症作用を持ち、プロテアーゼと組み合わせると薬に匹敵する効果があります。自然由来で体に吸収されやすく、炎症が落ち着くまで5〜20日間、数日後から摂取を開始すると良いでしょう。
- ビタミンCはコラーゲン合成に不可欠な鉄とともに働きます。
B群ビタミン
- B6はタンパク質合成に関与し、靭帯損傷後は体重1ポンド(約0.45kg)あたり0.75gのタンパク質摂取が推奨されます。
- B12はRNA・DNAに含まれる微量栄養素で、欠乏するとコラーゲン産生が遅れます。
- B2は銅と協働し、新たなコラーゲンの強化に寄与します。
マルチビタミン
- 日常的にマルチビタミンを摂取することは有益ですが、靭帯の回復期には特に重要です。損傷後3日目から本格的な修復が始まり、ビタミン・ミネラルが大量に必要となります。マルチビタミンは幅広い栄養素を供給し、全体的な回復をサポートします。
