手首の捻挫の対処法は?
RICE(安静・氷冷・圧迫・挙上)
医療現場で捻挫の処置を覚えるための頭文字です。自宅でも同様に実施できます。
安静: 痛みがなくなるまで手首を使わない。
氷冷: 怪我直後に氷嚢や冷却パックを手首に当て、腫れを抑える。最初の30分程度が目安で、長時間続ける必要はありません。
圧迫: 薬局やドラッグストアで販売されている弾性包帯やネオプレンスリーブを使用し、適度に圧迫します。巻き方が不安な場合は、スリーブタイプが簡単です。
挙上: 手首を胸の高さ以上に上げておくと、血流が下向きになり腫れが軽減します。
専門医の受診目安
軽度の捻挫は自宅でのRICEで対処できますが、痛みが強い・中等度以上の場合は速やかに医師の診察を受けてください。骨折や靭帯断裂の可能性があります。
診察ではレントゲン撮影で骨折の有無を確認し、必要に応じて添え木やスプリントで固定します。靭帯が断裂している場合は、手外科医への紹介が行われます。
手術が必要なケース
靭帯が完全に断裂した場合、外科医が縫合(縫い合わせ)を行います。近年は小さな切開とカメラを用いる関節鏡手術が主流で、回復が早い傾向にあります。
再発する捻挫への対策
頻繁に捻挫を繰り返す場合、靭帯再建術が検討されます。腱移植(他部位の腱組織を移植)により靭帯を補強し、機能回復を目指します。
手術後はギプスやキャストで固定し、除去後はリハビリテーションで可動域と筋力を回復させます。
