脳卒中の主な原因とは?

脳卒中は、脳への血流が過剰または不足したときに起こります。血流が不足すると虚血性脳卒中、過剰になると出血性脳卒中と呼ばれます。

専門家の見解

メイヨークリニックによると、脳卒中の大多数は虚血性です。虚血性脳卒中は、動脈が閉塞または狭窄し、脳への血流が妨げられることで起こります。その結果、脳細胞は酸素と栄養を失い、すぐに死滅し始めます。

虚血性脳卒中の種類

塞栓性脳卒中

血栓や血液の塊(塞栓)が心臓や他の部位から血流に乗って脳の細い動脈に詰まることで起こります。心房細動などの不整脈が原因で血栓が形成され、血流が不足します。

血栓性脳卒中

血管壁にプラークや脂肪がたまり、そこに血栓(血液の塊)ができると、血流が遮断され脳卒中になります。頸動脈や脳内の他の動脈で起こりやすいです。

出血性脳卒中の種類

くも膜下出血

脳表面近くの大動脈が破裂し、くも膜下腔に血液が流れ込むことで起こります。激しい「雷鳴頭痛」を伴い、破裂は通常動脈瘤が原因です。破裂後に血管が収縮(血管痙攣)し、脳への血流が減少して細胞が障害されます。

脳内出血

脳内の血管が破裂し、血液が脳組織に流れ込むことで起こります。主な原因は高血圧です。

その他の出血

高血圧や動脈瘤、先天性の動静脈奇形(AVM)などが血管破裂を引き起こすことがあります。

一過性虚血発作(TIA)

いわゆる「ミニストローク」やTIAは、脳への血流が一時的に低下し数分で回復するものです。血栓が原因で起こりますが、脳細胞への永久的な損傷は残りません。しかし、TIAは将来の大きな脳卒中のリスクサインです。

リスク要因

年齢とともにリスクは上昇します。高血圧、高コレステロール、心筋梗塞や脳卒中の家族歴、喫煙、糖尿病、肥満、心疾患などが挙げられます。また、アミノ酸の過剰や経口避妊薬・ホルモン療法もリスクを高めます。

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