線維筋痛症は甲状腺疾患が原因ですか?
線維筋痛症は、全身に広がる筋肉や関節の痛みを特徴とする慢性疼痛疾患です。原因は明確ではありませんが、甲状腺機能低下症などの甲状腺疾患と併発することが多く、症状が類似していることから共通の要因がある可能性が指摘されています。
重要性
米国線維筋痛症協会によると、約1,000万人(約10%)が線維筋痛症を患っており、最も一般的な疼痛障害のひとつです。
症状
甲状腺疾患と線維筋痛症は、倦怠感、関節痛、筋肉の圧痛やこわばりといった症状を共有します。Mayo Clinicによれば、これらは両者の主な症状です。
併存症
線維筋痛症症状サイトのデータでは、甲状腺機能低下症の患者の約15%が線維筋痛症も併発しています。甲状腺疾患が線維筋痛症の原因なのか、同じ根本的な要因が両者を引き起こすのかは不明です。
合併症
治療されない甲状腺機能低下症は、うつ病、甲状腺腫、心臓のコレステロール上昇や心拡大などの心疾患を招く恐れがあります。一方、線維筋痛症の合併症は主に慢性的な痛みからくる生産性低下や生活の質の低下です。
留意点
甲状腺機能低下症と線維筋痛症の痛みを抑える薬はそれぞれ存在します。慢性的な全身痛や原因不明の体重増加などの症状がある場合は、医師に相談し、適切な治療法を検討してください。
