放射性ヨウ素治療の副作用とは?

ラジオヨウ素治療とは

ラジオヨウ素治療は、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などの過剰な甲状腺ホルモンを抑えるために用いられる放射性ヨウ素(ヨウ素‑131)を経口投与する治療です。服用後、放射線が血流に乗って甲状腺細胞に取り込まれ、細胞を破壊します。これにより甲状腺機能が低下し、最終的には甲状腺が機能しなくなるか、正常なホルモン産生に調整されます。

治療後の症状

  • 甲状腺部に軽い痛みや違和感を感じることがあります。痛みは喉の痛みと似ていると報告されています。必要に応じて、市販の鎮痛剤で緩和できます。

注意点

  • 放射性物質を体内に持つため、治療後数日間は妊婦や小児との密接な接触を避ける必要があります。放射性ヨウ素は唾液、便、汗、膣分泌物などで体外に排出されますが、数日で大部分が減少します。

副作用とその対策

  • 甲状腺が機能しなくなるため、生涯にわたって甲状腺ホルモン(レボチロキシン等)を服用し続ける必要があります。通常は1日1回の服用で、特別な副作用は報告されていません。

妊婦・授乳婦への影響

  • 妊娠中や授乳中の女性には放射性ヨウ素治療は行われません。胎児の甲状腺に障害を与える恐れがあるほか、母乳を通じて赤ちゃんに移行する可能性があります。治療後は約1年間は妊娠を控えることが推奨されます。

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