低甲状腺機能(甲状腺機能低下症)とは?

甲状腺の基本的な役割

甲状腺は首の前部に位置し、ホルモンT3(トリヨードチロニン)とT4(テトラヨードチロニン)を生成します。これらのホルモンは代謝を調整し、体内のヨウ素(塩)代謝にも関与します。

低甲状腺機能(甲状腺機能低下症)とは

低甲状腺機能は、甲状腺が十分なT3・T4を産生できない状態を指します。原因はさまざまで、がんや腫瘍、自己免疫疾患(例:橋本病)などがあります。

主な症状

  • 倦怠感、うつ状態
  • 皮膚の乾燥、髪や爪のもろさ
  • 寒さに対する過敏感

診断方法

診断は身体検査と血液検査で行います。T3・T4の濃度が低いことが確認されれば、甲状腺機能低下症と診断されます。家族歴の確認も重要です。

治療法

根本的な治癒法はありませんが、症状を管理する治療法があります。最も一般的なのは、甲状腺ホルモン補充薬(レボチロキシン)です。血液検査の結果に基づき適切な用量が処方され、治療開始後は半年に一度の血中ホルモン測定が推奨されます。

栄養面でのサポートとして、セレン、葉酸、ヨウ素を多く含む食品の摂取が推奨されます。ただし、サプリメントや食事療法は医師と相談の上で行ってください。

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