甲状腺機能低下症の食事ガイド

甲状腺機能低下症は、甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを産生できない状態です。代謝や体温調節に関わるこのホルモンが不足すると、便秘・疲労・体重増加といった症状が現れます。適切な食事は、レボチロキシン(Synthroid)などの薬剤の吸収を助け、症状の緩和に役立ちます。ここでは、甲状腺機能低下症の方が意識すべき食品と、積極的に摂取すべきヨウ素豊富な食品をご紹介します。

避けるべき食品

  • 食物繊維が多い食品:キャベツ、ブロッコリー、そば、ケール、オート麦、ライ麦、豆類などは、過剰に摂取すると甲状腺薬の吸収を妨げることがあります。薬を服用する前後は、これらの食品を数時間避けましょう。

  • カルシウムを多く含む食品・サプリメント:牛乳、チーズ、カルシウム強化ジュースなどは、薬剤の吸収を阻害します。また、カルシウムやアルミニウムを含むサプリメントも同様に避けるべきです。

脂肪分の多い食品

  • 赤身肉や加工食品に含まれる飽和脂肪やトランス脂肪は、コレステロール値を上げ、体重増加を助長します。代わりに、魚、鶏肉、七面鳥などの低脂肪タンパク質を選びましょう。

  • 抗酸化物質が豊富な野菜や果物(ブルーベリー、トマト、ピーマン、カボチャ、さくらんぼなど)を積極的に取り入れ、ビタミンやミネラルの不足を補います。

ヨウ素を含む食品

  • ヨウ素は甲状腺の機能に不可欠です。成人は1日あたり約100µgのヨウ素が推奨されています。ヨウ素の主な供給源は、食塩(ヨウ素添加)ですが、過剰な塩分は血圧上昇のリスクがあるため、バランスが重要です。

  • ヨウ素を多く含む食材例:タラ、ヒラメ、卵、海藻(昆布、ワカメ、のり)、海塩。特に寿司の「のり」はヨウ素が豊富です。ご飯は玄米を選び、ヘルシーな自家製ロールで摂取すると良いでしょう。


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