甲状腺機能亢進症に伴う眼の症状
バセドウ病
バセドウ病(甲状腺眼症)は、甲状腺機能亢進症の代表的な形です。約150年前にアイルランドの医師ロバート・バセドウが最初に報告しました。
視覚障害
甲状腺機能亢進症は、二重視やかすみ目を引き起こすことがあります。甲状腺眼症が進行すると、視神経が損傷し、重度の視力低下や失明に至ることがあります。
眼球突出(プロプトーシス)
眼球突出はバセドウ病の最も一般的な症状です。眼窩内に液体や組織、炎症細胞が増えることで起こります。
眼筋の異常
眼筋が硬直すると、まぶたが完全に閉じられなくなります。症状が進行すると、眼筋が瘢痕化し、眼球運動が永久的に制限されることがあります。
その他の症状
まぶたが腫れやすくなるほか、常に赤み、灼熱感、かゆみ、涙目が続くことがあります。結膜が赤く腫れることもあります。
注意点
甲状腺疾患は遺伝的要因が関与します。家族に診断された人がいる場合、他の家族も定期的に検査を受けるべきです。米国甲状腺協会によると、甲状腺機能低下症を適切に管理すれば、寿命に影響はありません。
