乏尿・無尿の兆候と症状
識別
乏尿(尿量が減少)や無尿(尿が全く出ない)は、腎不全へ進行するリスクがある重要なサインです。早期に発見できれば、場合によっては回復が可能です。成人だけでなく、子どもや乳児、ペットも同様に注意が必要です。
乏尿は尿量が減少した状態、無尿は尿が全く出ない状態を指します。原因としては、脱水を引き起こす薬剤、嘔吐や下痢による脱水、感染症や尿路閉塞などがあります。診断には血液検査、尿検査、レントゲン、超音波、CTなどが用いられます。
症状
- 成人:24時間で尿量が500ml以下、蝶形紅斑、貧血、下半身の紫斑など。
- 子ども・乳児:24時間で尿量が500ml未満(小児)または0.5ml未満(乳児)。
- ペット:乏尿は1時間あたり0.25ml未満、無尿は0.08ml未満。犬の場合は脈拍の弱さ、嘔吐・下痢の頻発などの脱水サインも見られます。
受診のタイミング
自分やペットの尿量を測ることは普段は難しいですが、尿が著しく減少したと感じたら要注意です。めまい、心拍数増加、混乱などを伴う場合は緊急性が高まります。嘔吐・下痢・発熱が続き、水分補給が追いつかないと重度の脱水につながりますので、早めに医療機関を受診してください。
医師が確認する情報
- 家族歴や既往歴で腎臓や尿に関する問題があるか。
- 尿量や尿の色・匂いをできるだけ正確に伝える。
- 最近の嘔吐、下痢、発熱の有無とその期間。
