持続性膀胱炎の原因・症状・治療法・予防策

膀胱の役割

膀胱は骨盤内にある空洞の袋で、尿を一時的に貯める役割を持ちます。腎臓から尿管を通じて約10〜15秒ごとに尿が流れ込み、膀胱が満杯になると神経が脳へ信号を送ります。骨盤底筋(括約筋)が膀胱の開閉をコントロールし、脳からの指示で尿が尿道を通って体外へ排出されます。

原因

膀胱炎は主に皮膚や腸内に常在する細菌が尿道から膀胱に侵入して起こります。衛生状態が悪い、下着を頻繁に替えない、日常的に陰部を洗わないといった行為がリスクを高めます。また、性交渉により女性の尿道に細菌が付着しやすく、カテーテル使用も感染の原因となります。腎臓疾患や免疫力低下といった基礎疾患がある場合、再発しやすくなることがあります。1年に3〜4回以上膀胱炎を繰り返す場合は、医師に更なる検査を依頼しましょう。

症状

持続的な膀胱炎では、頻尿や尿意切迫感が強くなります。尿が少量しか出ない、尿が濁る・臭いが強い、血尿が混じることもあります。排尿時に尿道や骨盤、腰部に灼熱感や痙攣感が生じることもあります。

治療法

多くの場合、医師は抗生物質で細菌を除去しますが、頻繁に抗生物質を使用すると費用がかさむうえ、耐性菌のリスクがあります。軽度の再発では、水分を十分に摂り、鎮痛剤(市販)で症状を緩和しながら自然に治すことも可能です。症状が数日以上続く、または悪化する場合は早めに受診し、適切な治療を受けましょう。

予防策

再発防止の鍵は日常の衛生管理です。下着はこまめに替え、陰部は乾燥させて清潔に保ちます。刺激の強い石鹸や香料・着色料の入った洗浄剤は避け、ぬるま湯と低刺激性の石鹸で毎日洗いましょう。性交渉後は排尿し、尿道に残った細菌を洗い流すことが有効です。クランベリーやビタミンCのサプリメントも感染予防に役立ちます。基礎疾患が疑われる場合は、医師に検査を依頼し、根本的な治療を受けることが重要です。

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