トリガーポイントは嚢胞になることがあるのか?

筋肉にトリガーポイントを感じたり、皮膚の下に嚢胞(のうほう)ができたと感じたとき、何が起きているのか気になるものです。腫れやしこりが体に現れた場合、嚢胞かトリガーポイントかを見極めることが、適切な対処法を選ぶ第一歩となります。

嚢胞(Cysts)

  • WordNetによれば、嚢胞は体内にできる閉じた嚢で、特に液体がたまっているものを指します。位置は全身にわたり、発生部位に応じて名前が変わります。例として、膝の裏側にできるベーカー嚢胞や、卵巣にできる卵巣嚢胞があります。

    トリガーポイントと間違えやすい代表的な嚢胞はガングリオン嚢胞です。筋肉の上にできやすく、筋肉痛を伴うことがあります。

トリガーポイント(Trigger Points)

  • 『The Trigger Point Therapy Workbook』によれば、トリガーポイントは筋繊維内にできる結び目やしこりで、押すと痛みを感じます。トリガーポイントは液体を含まず、収縮したままの筋繊維だけで構成されています。

定義の違い

  • トリガーポイントは嚢胞の隣に存在することがありますが、定義上は嚢胞ではありません。トリガーポイント部位には筋収縮により閉じ込められた代謝産物がたまりますが、これらは嚢のように袋状に包まれているわけではありません。

嚢胞の治療

  • 嚢胞の対応は医師が判断します。放置できるもの、穿刺して液を抜くもの、外科的に除去するものがあります。治療の選択は嚢胞の位置、症状の有無、身体機能への影響、破裂リスクなどによります。

トリガーポイントの治療

  • トリガーポイントの治療法には、局所麻酔薬の注射、ストレッチ、深部マッサージ(圧迫)などがあります。目的は収縮した筋繊維を解放させることです。医師、理学療法士、カイロプラクター、マッサージセラピストが実施できますし、セルフで圧がかけられる部位であれば自分でも行えます。

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