うがい薬の問題点と対策
うがい薬は口腔ケアに手軽に使えるアイテムですが、正しく選ばないと逆効果になることがあります。ここでは、代表的なトラブルとその対処法をまとめました。
歯の着色
歯科医院で深層クリーニング後に処方されることがあるクロルヘキシジン配合のうがい薬は、歯周病菌を強力に除去しますが、歯が茶色く着色することがあります。使用中はコーヒーや赤ワインなどの着色飲料を控え、処方は短期間に限ることが推奨されます。
アルコールによる副作用
市販のうがい薬のアルコール濃度は 18%〜26% 程度です。高濃度のアルコールは歯や歯茎、頬の内側に刺激を与え、焼けるような感覚や口内潰瘍を引き起こすことがあります。水で薄めて使用すれば刺激を和らげられます。また、誤って飲み込むと酔いの原因になるため、特に子どもには注意が必要です。
味覚の変化
ミント系のうがい薬を使用すると、食事や飲み物の味が一時的に変わります。甘いものが苦く感じることがあるため、使用後は 30 分〜1 時間ほど待ってから食事をとると良いでしょう。
口臭の悪化
うがい薬は一時的に口臭の原因菌を殺菌しますが、アルコール成分が唾液腺を乾燥させ、唾液の分泌量が減少します。唾液は口内を自然に洗浄し、悪玉菌の増殖を抑える役割があるため、唾液が減ると逆に口臭が悪化することがあります。
うがい薬を選ぶ際は、成分と使用目的を見極め、必要に応じて歯科医師に相談しましょう。
