歯磨き粉が引き起こす反応と対策

お気に入りの歯磨き粉でも、アレルギー反応や口内炎などの症状が出ることがあります。多くは軽度で、別のブランドに変えるだけで改善しますが、重篤な場合は医師の診察が必要です。歯磨き後に異常を感じたら、まずは歯磨き粉を変えて様子を見ましょう。

口内炎(アフタ性潰瘍)

SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)を含む歯磨き粉やマウスウォッシュは、泡立ちを良くしますが、口腔粘膜を乾燥させ、酸性食品や刺激物に対して感受性を高めます。その結果、痛みを伴う口内炎ができやすくなります。

アレルギー反応

歯磨き粉に含まれるスペアミントやペパーミントオイル、グルテン由来のソルビトール、ミルクタンパク質(例:リカルデント)などが原因で、口腔内の腫れ、歯茎の紅潮、口の乾燥、感染症様症状が現れることがあります。これらは別のブランドに変えることで改善します。

口周囲皮膚炎・口唇炎

タルト制御成分を含む歯磨き粉が原因で、口の周りにかゆみや灼熱感、紅斑、腫れ(エリテマ)を伴う口周囲皮膚炎や、唇がひび割れる口唇炎が起こることがあります。数週間以内に症状が現れ、別のブランドに変えると改善します。

エナメル質の損傷

ホワイトニング歯磨き粉は研磨剤や化学薬品を含み、ステイン除去や歯の研磨を行いますが、過度に使用するとエナメル質を削り、弱くなる恐れがあります。メイヨークリニックでも過剰使用はエナメル損傷の原因と指摘されています。

口周囲皮膚炎(Perioral Dermatitis)

フッ素入り歯磨き粉が原因で、顔周囲に焼けつくような感覚と丘疹や発疹が現れることがあります。主に20〜45歳の女性に多く見られ、外用薬で改善しますが、場合によっては抗生物質が必要です。

症状が続く場合は歯科医や皮膚科医に相談し、適切な診断と治療を受けましょう。

歯のクリーニング - 関連記事