糖尿病患者向けスナックの選び方と提案

米国糖尿病協会によると、米国だけで2300万人以上が何らかの糖尿病を抱えています。糖尿病は膵臓がインスリンを全く産生しないか、十分に産生できず、血糖をエネルギーに変換できない状態です。適切な薬物療法、継続的な運動、そしてバランスの取れた食事が血糖管理の鍵となります。

グリセミック指数(GI)とは

炭水化物は体にブドウ糖を供給しますが、炭水化物の種類や調理法により血糖上昇速度は異なります。1981年にトロント大学の栄養学者らが開発したグリセミック指数は、食品を1〜100のスコアで評価し、純粋なブドウ糖を100としています。

例として、全粒粉やライ麦パンはGIが55未満と低く、全粒粉やピタパンは56〜69の中程度、白パンは70以上と高いです。一般に、食物繊維や脂質が多いほどGIは低くなります。

GIは食品の血糖への影響を概算する指標ですが、摂取量(サービングサイズ)は考慮されません。食事ごとに適切な量を管理することが重要です。

低GIのスナック例:ほとんどの果物・非でんぷん質野菜、ピーナッツ、ポップコーン、ミューズリーなど。

「フリーフード」―血糖に影響しにくい食品

「フリーフード」とは、1回の摂取でカロリーが20kcal未満、炭水化物が5g以下の食品を指します。適量であれば血糖値に大きな変動を与えません。

代表的なフリーフードスナック:無糖ゼラチン、ディルピクルス、にんじん、セロリ、カリフラワー、インゲンなどをノンファットドレッシングで味付け。

低GIのベース食にフリーフードの調味料を組み合わせるのも効果的です。例えば、脂肪ゼロのクリームチーズ(大さじ1)を100%全粒粉のトーストに塗れば、満足感のある軽食になります。

炭水化物カウント法

炭水化物カウントは、食事やスナックの炭水化物量を管理する方法です。1食あたりの目安は45〜60gですが、個人差や活動量により調整が必要です。

炭水化物を多く含む代表的な食品は、パン、シリアル、米、パスタ、クラッカー、ヨーグルト、乾燥豆、大豆製品、ジャガイモ、トウモロコシ、加工糖が含まれる食品などです。包装食品の栄養表示ラベルで、1食分の炭水化物量を確認できます。

スナックで炭水化物を摂取した場合は、次の食事でその分を差し引くか、栄養士と相談して全体の食事プランに組み込むと良いでしょう。

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