糖尿病患者のためのシンプルな食事法

糖尿病(1型・2型)と診断された方は、血糖値のコントロールが必要だとご存知でしょう。しかし、過度に厳しい糖尿病食や高価な専用食品を選ぶ必要はありません。バランスの取れた食事と適切な量さえ守れば、日常の食事で血糖管理は可能です。

栄養に注意する

インスリン治療を受けている方は、2型糖尿病の方よりも炭水化物やカロリーを抑える必要があることがありますが、どちらにしても栄養は重要です。運動を取り入れる場合は、運動前に炭水化物のスナックを摂り、必ず主治医や内分泌科医と相談してください。

糖尿病でもほとんどの食材は食べられますが、量を調整します。肉は脂肪が少ない部位を選び、1食あたり2〜3オンス(約60〜90 g)を目安にしましょう。野菜、果物、魚、食物繊維をバランスよく取り入れ、トマトジュース(6オンス)にセロリ塩、ホットソース、レモン汁などを加えると栄養価の高いスナックになります。

砂糖不使用の炭酸飲料やダイエットソーダ、低カロリーのフレーバーウォーターなど選択肢は豊富です。自家製アイスティーは甘味料とレモンを少量加えるだけで、毎日の飲み物にバリエーションを持たせられます。

糖尿病食ピラミッド

米国糖尿病協会(ADA)は、6つの食品群からなる糖尿病食ピラミッドを提案しています。最下部は「全粒穀物、パン、イモ類、パスタ」などの炭水化物群で、これらは毎日適量を摂取すべきです。炭水化物はエネルギー源として必要ですが、重要なのは「量」です。

食後約2時間後に血糖値を測定し、どの食品が血糖に影響を与えるかを確認しましょう。ピラミッドの上部に位置する脂肪・油・甘味料は、できるだけ少量に抑えるか、できれば摂らないようにします。

サラダは糖尿病患者に最適です。葉物野菜にひまわりの種、少量のチーズやレーズン、キュウリ・トマトを加え、低脂肪のドレッシングで仕上げれば、栄養と満足感を両立できます。

食事計画のポイント

食事を前もって計画すれば、外出先や忙しいときでも血糖値の急上昇を防げます。例えば、スープを大量に作って冷蔵・冷凍保存し、温めるだけで簡単な主食に。温めたスープと全粒パン、低脂肪マヨネーズを使ったサンドイッチは、手軽で血糖値を安定させます。

普段のレシピはそのままでも構いませんが、牛乳はスキムミルクに、砂糖は甘味料に置き換えるとカロリーを抑えられます。

多くの糖尿病患者は、食事と食事の間や就寝前に2〜3回の間食が必要です。低血糖(低血糖症)を防ぐためです。間食は手軽に用意できるものが理想です。例として、リンゴや半分のバナナはそのまま食べられます。全粒クラッカーに低脂肪ピーナッツバターを塗ったものや、砂糖不使用のゼラチンにオレンジスライスを加えたデザートもおすすめです。

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