炭水化物の計算方法と指導のポイント
炭水化物の計算は、糖尿病患者や体重管理を行う人にとって非常に有効です。炭水化物は摂取後にブドウ糖(血糖)へと変換され、体のエネルギー源となります。パン、パスタ、シリアル、米、イモ類、果物、果汁、牛乳、ヨーグルト、デザートなどはすべて炭水化物を含みます。大量に摂取すると血糖値が上昇しやすくなるため、食品ラベルの確認や炭水化物カウント表の活用が重要です。
必要なもの
- グラム単位で測定できる食品用はかり
- ノートまたは日記帳
- 食品ラベルのサンプル
手順
炭水化物計算のメリットを説明し、\"フリー\"食品とカーボン・チョイス(炭水化物選択量)とグラムの違いを解説します。例として、朝食のパン1枚は1つのカーボン・チョイス(=15g)に相当することを示し、1食あたり3チョイスを上限とする場合、1枚で既に1チョイス消費したことを患者に理解させます。
患者に食事日記を付けさせます。食事前と食後90分の血糖値を3日間測定し、摂取量と一緒に記録させることで、実際の炭水化物摂取量が把握できます。この情報を基に、適切な炭水化物目標を設定します。
食品ラベルの読み方と炭水化物リストの使い方を指導します。各食事で摂取した炭水化物のグラム数を記録する方法を示し、グラム単位で測定できる食品用はかりの使用を推奨します。
炭水化物カウントの具体例を示します。患者と一緒にランダムな食事例を選び、実際に計算させることで、計算手順に慣れさせます。
