マクロアミラーゼ血症とは? - 解説

マクロアミラーゼ血症とは

マクロアミラーゼ血症は、アミラーゼという炭水化物分解酵素が異常に大きな形で血中に存在するまれな疾患です。血中アミラーゼ濃度が著しく上昇し、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状を引き起こすことがあります。重篤化すると膵炎や腎不全に至ることもあります。

主な原因

多くは遺伝子変異による先天的な要因ですが、肝疾患、腎疾患、糖尿病などの基礎疾患が二次的に関与することもあります。

診断方法

血液検査でアミラーゼ活性を測定し、異常に高い数値が認められ、かつ臨床症状が一致すればマクロアミラーゼ血症と診断されます。必要に応じて、アミラーゼが大型分子として存在するかを確認する特殊検査が行われます。

治療と管理

根本的な治療法は確立されていないため、主に症状緩和が中心です。疼痛緩和薬、制吐薬、点滴による水分補給などが用いられます。重症例では膵臓の一部切除手術が検討されることもあります。

予後

稀な疾患ながら、早期に診断し適切に管理すれば合併症のリスクを低減できます。定期的な血液検査と症状の観察が重要です。

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