DHEA と 7‑KETO DHEA の違い
DHEAの概要
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、副腎から分泌される人体に自然に存在するホルモンです。血中濃度は30歳頃から徐々に低下し、拒食症、エイズ、2型糖尿病、末期腎不全などの疾患を持つ人で低くなることが多いです。7‑KETO DHEAは、DHEAから合成された人工ホルモンです。
DHEAの主な用途
- 副腎不全の治療
- うつ病の緩和
- 陣痛誘発
- 全身性エリテマトーデス(SLE)への効果(メイヨークリニックの報告)
DHEAのリスク
- エストロゲンとテストステロンの産生を増加させる
- 未診断の前立腺がんや乳がんの増殖を促進する可能性がある
- 乳がんや子宮内膜がん患者で血中DHEA濃度が高いことが報告されている
7‑KETO DHEAの利点
- ヘンリー・ラーディ博士(米国科学アカデミー)によって発見されたDHEA誘導体
- エストロゲンやテストステロンの産生を刺激しないため、がんリスクの増大が懸念されにくい
研究状況
- シカゴのイリノイ大学医療センターによると、動物実験でDHEAは筋肉減少を防止し、サルHIV感染モデルでT細胞数を増加させるなどの効果が示された
- しかしヒトを対象とした臨床試験は極めて少なく、動物で得られた効果がそのまま人に適用できる保証はない
- サプリメントや薬剤を使用する際は、必ず医師に相談することが重要である
