コロイド銀(銀水)の適正摂取量と使用法

医学における銀

銀水にはジュエリーや食器に使われる銀と同じ物質の微細粒子が含まれています。

米国国立補完代替医療センター(NCCIH)によると、銀は古くから医療に利用されてきましたが、副作用が少ない現代薬に取って代わられています。現在でも、いぼ、やけど、新生児の眼感染症など外用として銀を含む製品が使用されています。

根拠のない健康主張

ブレント・バウアー医師(メイヨークリニック)は、銀水が免疫力向上、がん治癒、HIV/AIDS抑制、ヘルペス予防などの効果を謳う広告があるものの、信頼できる医学誌に掲載された研究は存在しないと指摘しています。米国食品医薬品局(FDA)や連邦取引委員会(FTC)は、こうした根拠のない主張に対し取り締まりを行っています。

健康リスク

過剰摂取は皮膚が青灰色に変色するアーギリアを引き起こすことがあります。

銀水の摂取で最も報告されているリスクはアーギリアで、毛髪・皮膚・爪、さらには内部臓器が永久的に青灰色に変色します。摂取を中止しても回復は望めません。その他、痙攣、神経障害、腎機能障害、皮膚刺激なども報告されています。

安全な摂取量

ファング博士とボーウェン博士の「医療目的の銀製品:リスク・ベネフィット評価」では、体重1kgあたり1日5µg、すなわち150ポンド(約68kg)体重の成人で月に約1リットル(10ppm)の銀水が上限とされています。

薬物相互作用の可能性

銀水は一部の抗生物質や甲状腺薬と相互作用することがあります。

バウアー医師は、銀水がペニシラミン、キノロン系、テトラサイクリン系抗生物質、そしてチロキシン製剤と相互作用し、薬効や副作用に影響を与える可能性があると述べています。

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