魚油を購入する際にチェックすべきポイント
魚油は体が必要とするが自ら合成できないオメガ3(n-3多価不飽和)脂肪酸を含んでいます。ツナ、サーモン、サバ、イワシ、貝類などの脂の多い魚に多く含まれますが、週に2食以上の魚を摂取できない人が多く、サプリメントで補うのが一般的です。
必須成分
EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)の形でオメガ3が含まれているか確認しましょう。米国心臓協会(AHA)は、これらが心血管系の健康に有益であると示しています。
推奨摂取量
心臓病の既往歴がない人は、EPAとDHAを合わせて1日約1,000mg(1g)を目安にします。血中トリグリセリドが高い人は2〜4gが必要になることもあります。また、EPAとDHAの比率は3:2(または2:3)を目安にすると良いと、メイヨークリニックのスティーブン・コペキー教授は述べています。
正しい脂肪酸の選び方
オメガ3とオメガ6は別物です。オメガ6は魚には少なく、主に大豆油、ひまわり油、トウモロコシ油などの植物油やナッツ・種子に含まれます。また、短鎖のα-リノレン酸(ALA)はフラックスやくるみなどに含まれますが、体内でEPAへは変換されてもDHAへの変換は限られます。
過剰摂取のリスク
EPAやDHAを1日3g以上摂取すると、出血リスクが高まる可能性があります。FDA承認の高用量魚油薬剤"ロバザ"などは医師の処方が必要です。
純度の確認
製品ラベルで水銀やその他の有害物質が除去されているか確認しましょう。USP認証や分子蒸留による精製が行われている製品が安全です。また、IFOS(International Fish Oil Standards)の認証も参考になりますが、基準が低いとの指摘もあります。複数の病院や専門家の調査では、主要ブランドは汚染物質がほとんど検出されていないと報告されています。
