セレンのメリットと潜在的な副作用
定義
セレンは微量必須ミネラルで、タンパク質(セレノプロテイン)に組み込まれ、抗酸化酵素として働きます。これにより、活性酸素による細胞損傷を防ぎ、甲状腺機能や免疫系の維持にも関与します。
利点
- 抗酸化作用と免疫力の向上に加え、ワクチン接種後の抗体産生を促進する可能性があります。
- 重金属など有害物質への中毒リスクを低減する効果が期待されます。
- 男性では精子の生成と運動性を高めると報告されています。
副作用
過剰摂取は脱毛、吐き気、イライラ感、疲労、神経障害、爪の脆弱化などを引き起こすことがあります。米国国立医学アカデミーは成人の上限を1日400µgとしています。
稀にセレン欠乏は心筋症(ケシャン病)、関節・骨疾患、精神発達遅延を招きます。妊婦は通常より多く必要とされ、長期の静脈栄養や消化障害がある人は吸収が低下しやすいです。
推奨摂取量
- 乳児:15〜20µg
- 子ども:20〜40µg
- 思春期・成人:55µg
主な供給源
セレンはトウモロコシ、小麦、大豆などの穀物に含まれ、特にブラジルナッツは1オンス(約28g)で約544µgと高濃度です。ツナ、牛肉、酵母(ビール酵母)も良い供給源で、ビタミン剤や個別サプリメントとしても入手可能です。
