ビタミンEの優れた供給源
ビタミンEは、最も強力な抗酸化剤のひとつで、細胞の損傷や膀胱がんの予防、紫外線による皮膚ダメージからの保護に役立つことが多くの研究で示されています。ビタミンEは脂溶性ビタミンの一群で、ビタミンC、ビタミンB3、セレン、グルタチオンなどと協調して働きます。緑色野菜、ナッツ、種子に豊富に含まれます。
特徴
- ビタミンE欠乏は稀ですが、極低出生体重児や脂肪吸収障害を伴う希少疾患の患者で起こり得ます。サプリメントの過剰摂取(3,000 IU 超)により出血や凝固障害が生じることがありますが、食品からの過剰摂取での毒性は報告されていません。
機能
- ビタミンEは冠動脈性心疾患の予防や進行遅延に関与すると考えられています。2005 年の JAMA 研究では、45 歳以上の女性 4 万人を対象に 10 年間追跡し、ビタミンE 補給群は心血管死率が 24% 減少、65 歳以上では 49% 減少しました。また、がんや眼疾患の予防、認知機能低下の改善にも寄与する可能性があります。
利点
- 食品中のビタミンEは、サプリメントの α-トコフェロールだけでなく、少なくとも 8 種類のトコフェロールが含まれ、がんや認知症予防に効果的です。どの形態がどの健康効果をもたらすかはまだ完全には解明されていません。
注意点
- ビタミンEは酸素に触れると劣化しやすいため、鮮度の高い未加工の食品を選びましょう。米国で一般的に使用される全粒小麦は加工で α-トコフェロールの 90% が失われます。植物油は蓋をしっかり閉め、冷暗所で保存し、できるだけ早く使うことが推奨されます。
主な供給源
- ビタミンEが豊富な食品は、植物油、ナッツ、種子、緑葉野菜です。特に、マスタードグリーン、カブの葉、チャード、ヒマワリの種子は優れた供給源です。アーモンドやほうれん草、落花生、ヘーゼルナッツ、サフラワー油も有効です。中でも小麦胚芽油は最も濃縮された供給源で、1 大さじ(約15 ml)で 20 mg(1 日分の 100%)のビタミンE を含みます。
