アセチルL-カルニチンの副作用と安全性

定義

Maimonides Medical Centerによると、アセチルL-カルニチンはアミノ酸の一種であるL-カルニチンと構造が似ており、食物をエネルギーに変換する代謝を助けるなど、L-カルニチンと同様の働きをします。また、アセチル基の一部として神経伝達物質アセチルコリンの生成に関与し、精神機能に不可欠です。

効果・用途

同センターの報告によれば、加齢に伴う認知機能低下の改善に有効であると多数の科学的データが示しています。さらに、アルツハイマー病、ダウン症候群、老年期うつ病、線維筋痛症、肝硬変、1型・2型糖尿病、勃起不全(L-カルニチンと併用)や黄斑変性(魚油と併用)にも一定の効果が期待されています。

副作用

PeaceHealthによれば、アセチルL-カルニチンの副作用は稀ですが、報告例として食欲増進、吐き気・嘔吐、興奮、皮膚の発疹、体臭の変化などがあります。

相互作用

同機関は、シスプラチン、ジダノシン、パクリタキセル、スタブジンなどの薬剤と相互作用する可能性があると指摘しています。場合によっては、相互作用によりアセチルL-カルニチンの摂取量を増やす必要が生じることがあります。

用量・服用方法

研究では、1回500 mgを1日3回(合計1500 mg)摂取することが一般的に推奨されています。効果を高めるために2倍の用量を使用した例も報告されています。加齢に伴い体内のアセチルL-カルニチン濃度は低下しますが、必須栄養素ではないため、欠乏症は生じません。

注意事項

米国食品医薬品局(FDA)はハーブ・ビタミン・ミネラルを医薬品と同等の品質管理対象とはしておらず、サプリメントは処方薬と同様の安全性が保証されていません。服用中の薬と相互作用する可能性があるため、新たにサプリメントを取り入れる際は必ず医療従事者に相談してください。

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